06/10/21 18:54:01 fQIOFWfb0
サハリン1開発の総事業費は170億ドル(約2兆円)程度とされる。現在、日本政府と石油資源開発、
伊藤忠商事、丸紅などが共同出資する「サハリン石油ガス開発(SODECO)」が参加し、産出される
資源の3割を得る権益を持っている。仮契約でも日本側の権益は維持され、サハリン1から産出する石油
の輸入には影響はないが、天然ガスは日本へ輸出されなくなる見込みだ。
SODECOは仮契約に同意しており、エクソンとCNPCは今後1年以内に細部を詰め、正式契約する予定だ。
開発当初は、600万トンすべての天然ガスを日本に輸出する前提だった。しかし、日本側は電力・ガス会社
などが使いやすい液化天然ガス(LNG)に転換した上で、船で輸出するよう主張したのに対し、輸送効率の
高いパイプラインによる輸出を望んだエクソンは応じなかった。
一方、資源の大量確保を狙って04年から交渉に参加した中国は、最終局面で買い取り価格を引き上げた模様だ。
日本の液化天然ガスの輸入量は年間約6000万トン。日本は中国側の攻勢に有力な対案を示せず、年間輸入量
の1割に相当する天然ガスを譲り渡す格好となった。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
>サハリン1から産出する石油の輸入には影響はない
石油は大丈夫