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中川幹事長らとゴルフ 談合容疑の元経営者(共同通信)
和歌山県発注のトンネル工事談合事件で逮捕された井山義一容疑者（５６）がことし７月、自分が経営していたゴルフ場で自民党の中川秀直幹事長、世耕弘成首相補佐官、
木村良樹知事の３人と一緒にプレーしていたことが２０日、関係者の話で分かった。中川幹事長らはプレー代を支払っていなかったという。
井山容疑者は政界や知事との関係をアピールすることで、地元建設業界に影響力を誇示していたとされる。
関係者によると、井山容疑者は７月２日、大阪府河内長野市で経営していた「天野山カントリークラブ」で、当時政調会長だった中川幹事長、
党幹事長補佐だった参院和歌山選挙区選出の世耕補佐官、木村知事の４人でプレー。この日は風雨が強く、ハーフを回った付近で中断したという。
世耕補佐官の事務所は「中川幹事長の秘書か、木村知事の秘書から誘われた。途中でプレーを中断し、ゴルフ場の支配人から料金はいらないと言われた。払うべきものがあれば、払うようにしたい」と話している。
木村知事は今月１２日の記者会見で「何カ月か前に一度、３年ぶりぐらいに（同ゴルフ場に）行った」と話したが、「個別の話をして差し障りが出るといけない」として相手は明らかにしなかった。
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