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★本当は悔しい?朝日新聞
安倍晋三首相が村山談話の踏襲など歴史認識を軌道修正したことについて、先週の本欄で
「首相の変節を評価する」と書いた。最初は「首相の立派な変節」とか、もっと皮肉った
見出しを考えたが、首相も国を思って持論を抑え日中、日韓会談を再開させたのだ。率直に
評価すべきだと思い直した。
こんな話を改めて書いたのは、12日付の朝日新聞社説「君子豹変(ひょうへん)ですか」
を読んだからだ。
「拝啓 安倍晋三さま」で始まるこの社説も首相の豹変は「大いに歓迎すべきこと」という。
だが、続きはこう。
「『これじゃ朝日新聞の主張と変わらないよ』。旧来の安倍さんに期待した人たちからは
不満も聞こえてきそうです」
ここに、朝日のおごりを感じないわけにはいかない。政権発足前から「タカ派首相の危うさ
と不安」を最も書き続けてきた新聞は朝日だ。当時私は、まだ何もしていないうちから、ここ
まで騒ぎ立てるのはフェアでないと思っていたが、修正すると今度は嫌みのオンパレードである。
いくらNHKの番組改変問題をはじめ首相と対立してきたとはいえ、私には「どうだ、朝日の
歴史認識の正しさが分かったろう。ざまを見ろ」と言っているようにしか聞こえない。
ここからは邪推。本当は朝日は首相の軌道修正が悔しかったのではあるまいか。もっとイケイケ
ドンドンの安倍首相らしさを出してもらった方が批判がしやすいのに……そんな思いが行間に
にじみ出ている気がするがどうだろう。
メディアは謙虚で素直でありたいと私はいつも思っている。
■ソース(毎日新聞)
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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