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パートタイマーの3割以上が、いくら残業をしても賃金に反映されないサービス残業を
こなしていることが、民間最大の産業別労組「UIゼンセン同盟」の調べで分かった。
パートは時給で賃金が決まるためサービス残業は発生しにくいとされていた。だが、
多くの職場でパートが重要な戦力となる中で、違法な不払い労働が正社員だけでなく
パートにも広がっている実態が浮かび上がった。
流通や繊維、化学などの労組でつくるUIゼンセン同盟は、他の産業別労組に先駆けて
パートの労組加入を進めている。
調査は今年2~4月にかけ、正社員約1万3000人・パート約6000人の組合員を対象
に行った。
それによると、独身女性のパートの場合、過去数カ月にサービス残業をした人は、労働
時間管理の対象となる人(無回答を除く)の40%に及び、月平均のサービス残業時間
は10時間に達していた。既婚で夫が正社員の「主婦パート」でも32%の人が月平均
8時間のサービス残業をしていた。
調査担当者は「始業前や終業後にこなす15分ほどのサービス残業が積み重なった
ケースも多いと見られ、正社員のサービス残業とはまだ深刻さが違うが、本来、ゼロで
あるべき数字。パートの戦力化が進んで管理職からの圧力が強まったことが背景にある」
と話す。
同じ調査で正社員の場合、男性の58%が月平均26時間、女性だと44%が同15時間の
サービス残業をしていた。
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