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★46都道府県で130億集金 巨額詐欺事件に発展か
・全国で約130億円を集めたとされる「エフ・エー・シー」(福岡市)の出資法違反事件で、
同社が島根県を除く46都道府県で主に女性や高齢者を中心に資金を集めていたことなど、
活動の実態が福岡県警生活経済課の調べで13日、分かった。同社の資産は現在10億円
程度といい、同課は巨額の被害が発生するとみて詐欺容疑の適用を念頭に捜査。
松岡利勝農相ら政治家のパーティー券を購入した意図についても解明を進める。
同課によると、出資者は約8000人。最も多かったのは福岡県で約2110人。熊本県の
約920人、鹿児島県の約840人と続いていた。
年代別では60代が27%と最も多く、70代や80代以上の人と合わせた高齢者は57%に
なるという。男女別では女性が62%。個人で3600万円を出資した大分県の70代の女性も
おり、最高額の出資者は4500万円を出した熊本県の法人だった。
エフ社は前社長(41)を中心とする組織で、関連団体の「WBEF」とともに起業家セミナーを
開催。起業に関するCDソフトの購入代金やセミナー受講料として1口100万円を出せば、
会員として毎月5万円の「活動助成金」が支給されると約束していた。
ソフトを返却して解約すれば、ほぼ全額を返還するとしており、1口の出資で年間60万円、
年利60%の収益となるが、同社は「優秀なトレーダーを集め、外国為替証拠金取引で運用益を
上げている」と説明していた。
生活経済課は、出資法に触れないようCDの販売を装っていたが、実態は違法な資金集め
だったと判断。また、外国為替証拠金取引での運用額は少なく、損失を出していたことも
判明した。
新たな出資者から集めた資金を、会員の配当に充てる自転車操業をしていたとみられる。
同課は6月に出資法違反容疑でエフ社を家宅捜索。同社は活動助成金の支給を停止した。
これまで、WBEFが松岡農相のほか、魚住汎英参院議員、野呂田芳成元農相側にパーティー券
購入代金を振り込んでいたことも明らかになっている。
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