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3歳児窒息死:救急搬送受け入れ拒否…川崎市と両親が和解
のどにゼリーを詰まらせた長男(当時3歳)が窒息死したのは、
川崎市立川崎病院が救急搬送を受け入れなかったためとして、
同市内の両親が同市に約2000万円の損害賠償を求めた裁判で、
両親と川崎市は13日、横浜地裁川崎支部で、同市が両親に和解金300万円を支払うことで和解した。
また同市が「救急医療体制、救急患者の受け入れ態勢整備、充実を目指す」ことも和解条件に盛り込まれた。
訴状などによると、長男は03年8月7日、自宅でこんにゃくゼリーをのどに詰めた。
救急隊員が同病院に連絡したが、受け入れを拒否された。
12分後に再び要請し、受け入れられたが、長男の心臓は停止しており、同日夜に死亡が確認された。
市側は裁判で、最初の受け入れ拒否の理由を、
他の患者の搬送中で小児科で受け入れは不可能だったなどと主張していた。
母親は(36)は「ここまで来るのは長かった。和解で、救急医療が約束された通りになり、
悲しい思いをする子がなくなるよう考えてほしい」と訴えた。【山衛守剛】
毎日新聞 2006年10月13日 12時14分
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