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★北朝鮮の核実験は本物か 情報錯綜 データばらばら
北朝鮮が九日に実施を発表した「地下核実験」。国際社会の制止を振り切って
独裁国家が手に入れた武器に、世界は一斉に反発。国連は制裁決議に向けて動き
だしたが、肝心の爆発規模は〇・五キロトンから広島に投下された原爆並みの
十五キロトンまで諸説紛々だ。北朝鮮の地下核実験は本当に成功したのか。失敗説
も飛び出す中、錯綜(さくそう)する情報の真偽は。
(中略)
北朝鮮は二度目の核実験に踏み切るのか。「核実験は信頼性が重要。たまたま一回
成功しただけでは信頼性はない」と神浦氏。パキスタンが九八年五月に核実験をした
時は、一日の間に五回も実験を行った。北朝鮮も、今回の実験が失敗でも成功でも、
再び核実験をやる可能性はあるという。
江畑氏も「軍事的、技術的に、北朝鮮は何種類もの実験をやってみたいだろう」と
話し、今後の展開をこう予測する。
「国際社会で外交交渉をする『表の対応』以外に、どこかでひそかに会う『裏の
対応』がある。今まで裏で交渉をしていなかったとしても、核実験をやったら、必ず
アメリカは裏で交渉してくる。北朝鮮は一回やってみて、後はアメリカの反応を見な
がら二回目の実験ができるようになった」
<デスクメモ> 窮鼠(きゅうそ)猫を噛(か)む。追い詰められた鼠が猫にも食ら
いつくたとえだが、追い詰められる原因をつくったのは北朝鮮だ。今回の核実験は
その北朝鮮が、大勝負に出たものだろうが、今後の対応が悩ましい。かつての日本も
「大東亜共栄圏」の名の下に孤立の末、自滅の道を突き進んだ。歴史に学ぶべきだ。
■ソース(東京新聞)(吉)(中略部分はソースで)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)