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湘南海上保安署は六日、台風16号の影響で大しけだった大磯町の大磯港沖合
二キロ付近を漂流していた、東京都あきる野市の女性サーファー(43)を救助したと
発表した。
同署によると、六日午前七時ごろ、同町の花水川付近でサーフィンをしていた
女性が沖合へ流されたとの通報が他のサーファーからあった。捜索にあたった
同署の巡視艇「うみかぜ」(二四トン)が午前九時四十分ごろ、サーフボードに
つかまっていた女性を発見して引き上げた。女性は病院へ運ばれたが、けがは
なく会話もできる状態という。
当時、海上では風速二三メートルの北風が吹き、視界は二百メートルしか
なかった。巡視艇員が目視で、女性が波間に浮いた瞬間を逃さずに見つけたと
いう。
同署では「発見が遅れれば最悪の状態も予想された」と話し、女性も「こんな
荒天の時、ふつうは海に出ないのだけれど。申し訳なかった」と反省しきりだと
いう。 (加藤木信夫)
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