06/10/05 22:20:09 0
安倍首相は5日の衆院予算委員会で、従軍慰安婦問題で軍当局の関与と「強制性」を認めた
河野官房長官談話について「私を含め政府として受け継いでいる」と答弁。アジア諸国への
「植民地支配と侵略」を認め、謝罪した村山首相談話にも「国として示した通りであると、
私は考えている」と語った。安倍首相はこれまで両談話について「政府の立場」を説明して
きただけだったが、個人としても受け入れる考えを初めて示した。
「政府の立場」を前面に出すことで、首相はこれまで、就任以前に語っていた「持論」
との整合性を説明していなかった。この日の答弁で、政治家個人の考えとしても両談話を
受け入れていることを明確にしたものだ。
民主党の菅直人代表代行の質問に答えた。河野談話について、首相は「いわゆる従軍慰
安婦の募集などに国の関与などについての言及がある」としたうえで、受け継いでいると
の認識を明確にした。
さらに、97年5月の国会質問で「談話の前提がかなり崩れてきている」と発言したことと
の整合性については「(軍当局が直接強要したという)狭義の強制性があったかどうかの確証
について、いろいろな疑問点があるのではないかと申し上げた」と説明した。
(中略)
一方、首相が97年に「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」を立ち上げ、歴史教科書の
記載内容を「自虐史観」と批判していた点については「義務教育段階の教科書のあり方についての
議論。子供の発達段階において、どうかと申し上げてきた。別に間違ってはいなかった」と強調した。
■ソース(朝日新聞)
URLリンク(www.asahi.com)
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