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★衆院予算委:歴史認識で揺さぶり 菅氏が追及
5日にスタートした衆院予算委員会で、野党のトップを切った民主党の菅直人
代表代行は、歴史認識や靖国神社参拝にポイントを絞り、安倍晋三首相の見解を
ただした。首相が代表質問で、こうした問題をめぐり「安全運転」とも言える
控えめな答弁を繰り返していたため、揺さぶりをかける作戦だ。首相は歴史認識
である程度踏み込んだ答弁を迫られ、今後も大きな論点となりそうだ。
(中略)
この日、目立ったのは「私の内閣」「首相である私」との表現の使い分け。だが、
95年の村山富市首相談話について、内閣として踏襲する姿勢を示した首相に、
菅氏が「『私は』という主語で答えてほしい」とたたみかけると、首相は「私も
首相なので当然だ」と答弁せざるを得なかった。
一方、靖国神社参拝問題では、外交問題化を理由に「行ったか行かなかったか、
あえて言うべきではない」と従来のあいまい答弁に踏みとどまった。8、9日の
日中、日韓首脳会談を前に、靖国発言はより慎重にとの意識も働いたようだ。
「奥歯に物が挟まった答弁。本音ではない話をしているのかと(思った)」。
終了後、菅氏がそう記者団に語ったのに対し、首相は「現在の問題や未来の問題
について、もう少し語り合うべきではないでしょうかね」と、憮然とした表情だった。
■ソース(毎日新聞)【須藤孝】
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)