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(>>1のつづき)
「自分の家族が普通かどうかをほかと比べていたら、いつまでも幸せになれない。個人の
価値観の問題じゃないか」
出産を先延ばしにして十年。しゅうとめとの同居を受け入れ夫(四五)と結婚したが、嫁の立場
という伝統的価値観の押しつけに耐えられず別居した主婦(三九)は、今も子どもをつくらない
ことに罪悪感があるという。
「パラサイト・ワイフ(寄生する妻)」。昨年五月、少子化対策を話し合った政府税調でこんな
言葉が飛び出した。両親に頼って生活する独身者を「パラサイト・シングル」と表現することが
あるが、この席では「子どもも産まず、何もしない専業主婦がたくさんいて、お金を持ってぶらぶら
している」「駄目な家族を支援する必要はない」などと強烈な言葉が飛び交った。
汐見稔幸東大教授(教育人間学)は「どんな家族をつくるかは国民が模索するもので、従うもの
ではない。頭の中にある頭の中にある狭い価値観を押し付けるのでなく、現実の家族がもがき、
努力しているプロセスを応援する仕組みづくりが、政治家の仕事ではないか」と指摘している。
(東京社会部・森川清志、西田義洋、大村歩、佐藤直子、築山英司、石川修巳が担当)
※「中日新聞」・平成18年10月4日・夕刊 「美しい国考」より
※有志によるキャプチャ:URLリンク(karutosouka1.hp.infoseek.co.jp)
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