06/10/03 11:13:22 0
・国連安全保障理事会(15カ国)は2日、年末で任期が切れるアナン事務総長の後継
候補について4回目の模擬投票を実施した。過去3回首位だった韓国の潘基文
(バンギムン)外交通商相(62)が、事務総長の人選で拒否権を持つ常任理事国5カ国
(米英仏中露)すべての支持を受け、第8代事務総長への就任が事実上、内定した。
北東アジアからは初めて。
安保理は9日にも公式会合を開いて正式投票を実施し、潘氏1人を事務総長候補に
選び、国連総会に任命を勧告する。月内にも開かれる国連総会で形式的な議決が
行われ、正式に任命される。
2日の模擬投票はこれまでで初めて、常任理事国5カ国と日本など非常任理事国
10カ国の投票用紙の色を変え、常任理事国の投票行動が分かる形で実施された。
潘氏は常任理事国5カ国を含めた14カ国から支持を集め、留保が1カ国だった。
4回連続で2位につけたタルール国連事務次長(インド)は「潘氏が次期事務総長に
なることは明らかだ。心からお祝いしたい」と敗北宣言した。
潘氏は70年に韓国外務省(当時)に入省し、米州局長や駐米公使、国連大使などを
経て04年1月に外交通商相に就任し、今年2月に次期事務総長に名乗りを上げた。
自主外交路線を進める盧武鉉(ノムヒョン)政権の下で米韓関係がギクシャクしてきた
ことから米国の対応がカギだったが、米政府も知米派の潘氏支持に回った。
次期事務総長はアナン氏に引き続き、安保理改革や国連事務の見直しなど国連改革
での指導力が求められる。冷戦後、国際紛争の調停者としての事務総長の役割が
強まっており、北朝鮮の核、ミサイル問題などで出身国・韓国の思惑だけにしばられない
対応を取れるかが問われることになる。
また、歴史問題で日本に注文をつけてきた韓国出身の事務総長が誕生することで、
日本の国連外交への影響も考えられる。(一部略)
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※元ニューススレ
・【国連】アナン氏後任を決める事務総長選挙 韓国の潘外相を5常任理事国が支持 最後の予備投票で
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