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★★★ 2ch版 若者の人間力向上会議 その2 ★★★
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食糧食材は、スーパーでもコンビニでも陳列棚に山のように並べられ、
贅沢さえ言わなければ、ポケットの小銭だけで、今夜の飢えをしのぐことができる。
披露宴、パ―ティーetcでは半分が食べ残され捨てられている。
人間が生きるにおいて、絶対必要とされる空気、水のように、1億2000万人の食事は、
今夜も満たされている。
食糧を手に入れることは誰にでも可能となり、手に入らないという恐怖心はない。
10数年前、阪神淡路大震災の時、ライフラインが閉ざされ、人間が生きるに必要な水、食糧を
手にすることが、一瞬途絶えた。
だけど、数日後には全国から支援救助物資が届くようになり、居住する家屋敷が崩壊して
真冬の寒さはあったけど、 人間が今日を生きるに必要な水、食糧は復旧した。
このように今の日本では、食糧は有ってしかるべき「もの」であり、
目の前にそれが「無い」とか、手に入らないという『概念』が国民の心になくなっている。
だけど、半世紀ほど昔の日本人はそれこそ、今夜食べるための食糧を求め、
誰もが生きるため食糧を手にしようと働いていた。
決して贅沢な食事をしたいとか、腹一杯になるまでの食欲を満たすためとかでなく、
人間が生きるに必要最低な食糧を手に入れるため、それだけのために働いていた。
それは たった50年ほど昔の日本の出来事なんだけど。