06/10/01 19:30:12 BqAuBb/K0
この手の議論には冤罪可能性と言う馬鹿が必ず現れるが、そんな論点が
俎上に乗ること自体がナンセンス。
既に現実は、犯罪者でなくとも国家は国民を殺す。
例えば、国家の決めた政策により、間接的に人が死ぬことがある。
端的に言えば年間二万人が経済的事情で自殺するが。
これは国家が殺した、とは言えないかい?
再犯者を刑務所から出すことを許可した行政システムは間接的に犯罪に
荷担とたとは言えないかい?
しかし、それは、一時停止ボタンの無い、不合理で不確定性に満ちた現実社会を
動かし続けるには目をつぶるしか仕方がない。少しずつ最良の方法を探っていく
しかない。俺たちの生きる世界はまだパーフェクトな世界ではないのだから。
同じく、死刑制度にせよ、今俺たちが与えられた条件の元で、国家が永続的に安定して
運営できる最適解を求めれば良いだけの話で、無罪の人間を絞首にかけようとも、
それにマクロな合理性があるなら構わないではないか。
パーフェクトな社会を前提に論理を構築しようとするのが、死刑廃止論者の間違いの始まりである。