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■サレジオ高校生生首切り殺人事件(1969年)とはどんな事件だったか？
> 昭和44年4月23日
> 高校生首切り殺人事件は、昭和44年4月23日、川崎のミッション系スクールで起きた。
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> 寮生活を送る1年生(15)が、学校の裏山から、血だらけでかけ下り、車で通りかかった人に
> 「人殺しだ。日本刀の3人組に襲われた。友達が殺された」と助けを求める。
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> 現場には、無数の傷を受けた同級性の首なし死体が横たわり、斬りとられた首は、
> 直径80センチの円型の穴の中に「安置」されていた。
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> 葬儀ミサが行われている25日、少年は「見下げられ、悔しまぎれに刺殺した」 と自供。
> 中学の時からいじめられ、この日には辞書に毛虫をはさまれた。
> 脅かすつもりで万引きした登山ナイフを見せたところ、「お前の顔は豚に似ているな」と
> 反対に嘲笑されたのに憤激して47回めった刺しにして、ナイフだけで首を斬った。
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> 70数回の頭部殴打と、目をつぶした大阪の同級生殺人事件と双璧の残酷さである。
> 因みに専門家の通説として「怨恨による差し傷は、ふつう20箇所くらいで、それ以上だと
> 異常性格とみる」という。
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> 死んでいるのがわからなかっているのに、なぜ首を落としたのか、と問われて、少年は
> 「生き返るのが怖かったから」と答えてた。目をつぶした大阪の事件と相通じる、
> 報復として更なるいじめを恐れる心理があったのかもしれない。
> 裕福な家庭の長男だった。
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