06/09/19 08:59:16 UJhALRN80
“労働者を長時間働かせても、残業代を支払わずにすみ、 健康管理義務も負わず、
雇用責任なしに必要なときに必要なだけ働かせられる制度を求めていく”
日本経団連(会長・奥田碩トヨタ自動車会長)が、 こんな主張をまとめています。
1.企業側が強い立場を利用して、労働者に残業を強制できなかったのをできるようにする。
2.ホワイトカラー全員に、今の法律では規制されている裁量労働制を適用できるようにする。
※裁量労働制とは、企業側が「これだけの仕事やってね。勤務時間はキミの裁量に
任せるから早くできれば定時より早く帰っていいよ=できなければ残業してでもやり遂げろ」
という「社員の自発的裁量」を理由に事実上の残業を強制できる制度で、しかも重要なのは、
わずかな「裁量労働手当」を払われるかわりに「裁量なんだから残業代は一切払われない」ということ
3.「健康障害防止措置(残業が月45時間を超えたときは産業医の指導を受ける)」の
撤廃を求めていく。
4.「給与対象となる残業時間は労働者自ら確認もしくはタイムカードなどの客観的証拠が必要」という
「サービス残業根絶通達(労働時間規制)」の撤廃を求めていく。
5.「仕事内容によって、『これは特別な仕事だから労働時間法制の適用除外にします』」と
会社が決める ホワイトカラーイグゼンプション制度を導入できるようにする。
6.管理職は労働時間規制の適用除外だが、その「管理職」の拡大解釈を認め、他の労働者を
指導する立場の人間には、片っ端から「管理職」として労働時間法制の規制から除外できるようにする。
7.現在の「深夜労働手当(午後10時から午前5時)」の支払い義務の撤廃を求めていく。
日本が「働き盛りの死因No.1が『自殺』」という世界的にも異常な国である理由わかってんのか>奥田