06/09/19 06:44:31 0
◇トヨタ系労災隠し告発者、採用から除外 直接雇用転換時
労災隠しと偽装請負が発覚したトヨタ自動車グループの部品会社「トヨタ車体精工」(TSK、
愛知県高浜市)が、派遣労働者を直接雇用に切り替える際、内部告発した男性らに採用面接の
機会を与えなかったことがわかった。
ほかの労働者は大半がTSKに採用されており、男性らは「告発を理由にした不利益扱いだ」として
近く愛知労働局に調査を要請する。
TSKの工場では3月、男性作業員(21)が全治4週間のけがをしたのに、雇用主の人材サービス
会社「大起」とTSKは労働安全衛生法に基づく報告を怠っていた。
実態は労働者派遣なのに請負契約を装う「偽装請負」がTSKで行われていたことも判明し、
愛知労働局が7月に改善を指導。TSKは大起との契約を8月1日付で請負から派遣に切り替えた。
ところが、大起は同月下旬、「税金滞納で事業継続が難しくなった」として、破産手続きに入ることを決定。
一方、TSKは製品の生産に必要な人員を確保するため、大起が推薦する派遣労働者を契約社員と
して直接採用することにした。
両社は工場内で大起の労働者向けに説明会を開いたが、告発した男性と、男性の同居人である
女性労働者(20)の2人は参加を拒否された。
その後、2人は大起から解雇を通告され、賃金も一部未払いのままだ。
TSKによると、男性は、8月に派遣に切り替えた際に大起から伝えられた対象者に入っていなかった。
女性は面接時に大起が推薦しなかったという。
TSKは「2人の雇用は派遣会社側の責任で、こちらで2人を外せと指示したわけではなく、
不採用に法的問題はない」と説明する。
>>2以降に続きます。
ソース:朝日新聞
URLリンク(www.asahi.com)