06/09/16 14:23:27 0
★異例の裁判 改革促す 麻原被告死刑確定に10年
(前略)
「二度と麻原公判のような裁判はさせない、という国家の意思の表れだ」。麻原被告の国選弁護団
の主任だった安田好弘弁護士は急速な裁判迅速化の流れに反発する。
安田弁護士は今年三月、最高裁が期日指定した山口県光市の母子殺人事件の弁論を欠席。「準備期間
が足りない」などと主張したが、最高裁から次回弁論に出頭し、途中退廷を禁じる「出頭在廷命令」を
受けた。これも、〇四年成立の改正刑訴法で定められた審理遅延防止策の一つだ。
「審理に時間がかかるのは真実を発見しようとする努力の結果。それを否定するのは刑事弁護をするな、
と言うのに等しい」と安田弁護士は憤る。
刑事裁判に対する国民の要請の中に「真相の解明」(刑事訴訟法第一条)があるが、迅速化を求める
あまり、真相解明がなおざりになる恐れも指摘されている。
「裁判員が加わった裁判の判決文は、今よりもずっと簡素なものになる。事件の背景などについて
抜け落ちる部分もあるだろう」。ベテラン裁判官は、米議会が二〇〇一年の米中枢同時テロについて
詳細な報告書を提出した例を挙げながら、こう強調する。
「法廷での真相解明には限界がある。司法以外の解明の場をつくるべきだ。それには捜査資料の
開示制度など大胆な改革が必要になるのだが…」
(後略)
■ソース(東京新聞)(社会部・鬼木洋一)(前略・後略部分はソースで)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
■元ニューススレ
【裁判】最高裁、オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告弁護側の特別抗告を棄却 死刑が確定★5
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