06/09/14 23:31:39 vaqCUVoR0
例えば、難聴の子供を預かる聾学校には色々なレベルの子どもがいる。学年は、
幼稚園から高校、大人がいる例さえある。一口に聾者と言っても、耳元で大声
出しても聞こえない人もいれば、補聴器の助けを借りて少し聞こえる人もいる。
小さい頃から聾学校で訓練すると、重度の難聴者でも発声が出来るようになる
し、発声練習のために、舌の位置とか唇の形をコンピュータで分析して、本人
に示し、矯正させてやる機械もある。相手の言う事を読唇によって、ある程度
まで読めるようにもなる。聾学校でそのような訓練を受けると、対面でゆっく
りとならコミュニケーションが可能となる。聾者は手話で話しているばかりで
はなく、聾者同士でも普通に「声」で話したりもするのだ。
しかし、そのような訓練を受けず普通学級で成長してしまうと、まず発声が不
可能になってしまう。発声の訓練は、大人になってからではまず出来ない。み
んな聾学校や盲学校、養護学校でどんな教育が行われているか知らな杉。障害
をもった子どもが、幼い頃から訓練を受ければ、かなりのレベルで代替の感覚
を発達させられるが、普通学級ではムリな話。普通学級は、あくまで通常レベ
ルの子どもにしか対応していない。そこへ障害を持った子どもを入れるのは、
虐待と同じこと。