06/09/12 12:42:03 0
大きな声では言えないが:天皇の定年
親王殿下、ご誕生、おめでとう御座(ござ)います。
天皇、皇后両陛下はことのほかお喜びのことと推察申し上げます。
41年ぶりの男児誕生、本当に感動的でした。
とはいえ、下々の私はホンのちょっとだけ気がかりなのです。
親王が「自分には職業選択の自由がない」と気がつかれた時のことで御座います。
生まれながらの数奇な運命が親王から「自由」を奪うでしょう。
しかも、天皇におなりになれば、その「お仕事」は実にハードなものです。日常の公務の多くは書類の決裁。
宮殿の表御座所「菊の間」で首相官邸、宮内庁から運ばれた書類をご覧になり、決裁される。
この数は年間2500件以上と聞いております。
「認」「可」「覧」の決裁印を押すだけでなく「明仁」とお名前を書かれる必要もあります。
法律、条令、政令、国会の召集、総選挙……すべて天皇のご署名が必要です。
儀式は目白押し。総理大臣、最高裁長官の任命式、外国大使・公使の信任状奉呈式、大臣、判事、
会計検査院検査官などの認証官任命式、勲章授与式、国会開会式、歌会始の儀、園遊会……外国訪問も大事なお仕事です。
~長文につき、つづく~
毎日新聞 2006年9月12日 12時22分
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)