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★円、英ポンドに抜かれる 外貨準備で4位に転落
国際決済銀行(BIS)が10日発表した四半期報告書によると、世界各国が保有する
外貨準備で日本の円が英国のポンドに抜かれ、ドル、ユーロに次ぐ3位から4位に
転落した。外貨準備をドルからユーロに替える動きも進んでいる。
ゼロ金利が続いた日本と対照的に、経済が堅調な英国は近年、利上げを実施しポンド
の魅力が回復している。日本の低金利が続けば、円の立場はさらに弱まりそうだ。
BISによると、世界の外貨準備で円の占める割合は1980年代に一時、10%を超えたが、
その後下落を続け、今年までに5%を割り込んだ。ポンドは95年の5%から今年までに
約12%とほぼ倍増した。
ドルの比率は2001年の70%以上から今年3月末には66%に落ち込む一方、1999年
1月の導入時には20%前後だったユーロの割合は現在24%と増加。特に、途上国の外貨
準備でユーロの比率が99年の20%から今年は30%に上昇した。
BISによると、世界の外貨準備は、今年3月末時点で世界の国内総生産(GDP)の11%に
当たる49兆ドル。
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