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東京・池袋の高層ビル「サンシャイン60」の真向かいに、同人誌やアニメのDVD、キャラクター
人形などのオタク商品を集めた10店ほどが並ぶ一角がある。誰が名付けたのか、通称「乙
女ロード」。週末ともなると、女性の買い物客で大にぎわいだ。
ある日の午後、乙女ロードに近い喫茶店に、オタクを自認する女性3人に集まってもらった。ジー
パンやスカート姿の、ごく普通の女性たちだ。しかし、「写真撮影は厳禁、名前も匿名」が条件。
「周りにバレるのがいや」というのが理由である。
まず、ちょっと意地悪に、なぜオタクと知られたくないのか聞いてみた。デザイナー(21)は「オ
タクって、印象が悪いでしょ。会社ではフォーマルな服を作っていて、職場や取引先はお堅いん
です。バレたら絶対、仕事に差し障りが出る」。学生(22)も「学校でオタクの話が出たら、知ら
んふりして聞き流しています」とひた隠しだ。
アニメやゲーム、コミックのキャラクターに抱く恋心。「生身の男にはときめかないの?」と首を
かしげると、公務員(27)が答えてくれた。
「実は私、彼氏がいます。嫌われるかなと思って、オタクであることは隠していますけど。でも、
ゲームのキャラクターだって胸をときめかせてくれる。彼氏から得られるものとは全く別物なん
です。男性だって、女性アイドルに胸がときめくことがあるでしょう? 私の場合、それがたま
たま、(二次元の世界の)キャラクターなんです」
東京・秋葉原にあるゲームソフト販売店「メッセサンオー」の女性向け責任者、菊地抄子さん
は「お客さんはみんな仲間のようなもの。オタクの世界をあれこれ言う人がいるけど、別に分
かってもらえなくたって構いませんよ。誰にも言えない、秘密めいた雰囲気がいいんです」と
キッパリ。オタク乙女の心を代弁しているようだった。
浜銀総研の河合良介主任研究員は「女性のオタクは人目を気にする傾向が強い。だから、オ
タクに見られないよう、普通のファッションにお金をかけたりする。他のオタクが評価しないもの
は興味を持たない」と分析する。(一部抜粋&編集。全文はURLリンク(www.mainichi-msn.co.jp) )