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フィリピン医療の危機
フィリピンは現在、5年前の総数の40%にあたる700の民間病院が残されている
だけだという。フィリピン民間病院連盟代表のアントニオ・チャン医師が明らかにし
た。
海外における高給を求めて、医師や看護士が常に出国することから、2000年
以来、1千にも上る民間病院が閉鎖したという。今月だけでも、ビコール地方やパン
パンガ州等、国内各地にある12の病院が閉鎖している他、10月は11軒、9月に
は8軒の医療機関が閉鎖していることから、国内の医療システムが崩壊しつつあるこ
とが示唆されているとチャン代表が発表した。
チャン代表によると、こうした問題は莫大な数の医療専門職に就く人々が出国した
2年前に始まっていたという。
ヘルスワーカー連盟、AWHは2000年から2003年にかけてのみに関しても、より良
い条件を求めて合計51,850人の看護士が出国したと指摘し、国内の医療システムが
今後2年で崩壊すると予測している。
つまり、フィリピンは、この短期間に毎年1万3千人近くの看護士を失っていると、AHW
総裁でフィリピン総合病院看護部門監督を務めるジョッセル・エベサテ氏が述べた。
2000年から2004年にかけて、5千人以上の医師が、海外で看護士として働く為に
出国した。国内には出国を希望している医師も多数いるという。
およそ4千人の有資格内科医が現在、看護学校に在籍している。イベサテ氏はこの様に説明した。
2005/11/24 early bird news