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堺、高石市で69%
「救急の日」(9日)を迎え、大阪市や堺市などが救急出動件数の増加に危機感を
募らせている。緊急性をともなわない軽症者からの出動要請が増えるなどして、
救急隊は〈パンク寸前〉に陥っており、両市とも「救える命も救えない事態になりかね
ない」と頭を抱える。堺市高石市消防組合は、救急車20台の後部に「救急車は
緊急時のために!!」と呼びかけるステッカーを張るなど啓発活動に乗り出した。
同消防組合管内の昨年の救急出動件数は4万5918件で、前年より5221件
(12・8%)増えた。搬送人数は4941人増の4万3548人で、うち軽症者は3万
42人。軽症者が占める割合は69%に達し、04年の全国平均51%を大幅に
上回った。
組合側は「一刻一秒を争う重症者の搬送に支障が出かねない」として、今年度中に
救急隊2隊、救急車4台を増やすことを決定。同組合救急救助課は「出動を要請
しながら、助けを借りずに救急車に乗り込める人もいる。119番の適切な利用法を
市民に考えてもらいたい」としている。
大阪 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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