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大阪府高槻市は5日、市立第一中学校の一室を1年以上、不法占拠していると
して、同市の在日韓国・朝鮮人団体「高槻むくげの会」に対し明け渡しを求めて
大阪地裁に提訴する方針を明らかにした。9月定例市議会に関連議案を提出する。
市教委によると、昭和60年度に「在日韓国・朝鮮人教育事業」をスタート。
市教委は同会と日本語の識字学級や地域子供会などを共同で行い、「便宜供与」と
して同中学校青少年課分室の一部、約30平方メートルの使用を認めてきた。
しかし、市教委はこの事業を平成13年度から「多文化共生・国際理解教育事業」に
変更。在日韓国・朝鮮人だけでなく、ブラジル人やフィリピン人などにも部屋を開放
することになったが、同会が占有した状態が続いた。このため昨年1月、同年3月末
までに部屋を明け渡すよう求めたが、「差別、弾圧だ」などと拒否したという。
同会は4月以降も明け渡しに応じず、部屋を無断で使用して日本語講座などを有料で
開催。光熱費は中学校が負担しているという。
市教委青少年課は「他の市民に説明がつかない」。同会の李敬宰会長は「提訴は
非常に遺憾。断固戦う」としている。
(2006/09/06 7:40)
産経関西-高槻市が在日団体を提訴へ 中学校の一室不法占拠
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