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小学生の校内暴力が、都教育委員会の調査によると、増えている。05年度は
60件で、前年度の約1・7倍になった。教員からは「子供と信頼関係が築きにくく
なり、荒れる原因も把握しづらい」と戸惑う声が聞こえる。学校が学力向上に重心を
移すなか、子供たちをどう受け止めればいいのか。先生たちの悩みは深い。
「オレばっかりじゃねー」。7月、多摩地区の小学校で2年生を担任する女性教諭が、
おしゃべりしている男子の1人に注意すると、いきなり暴れ出した。抱いて落ち着かせ
ようとしたが、腕をかまれ、歯形が残って内出血をした。「反抗というより、感情を爆発
させるという感じ。幼さゆえだと思う」
都教委によると、05年度の小学生の校内での暴力は35校で60件。04年度より10校、
24件増えた。うちドアなどを壊す器物損壊は29件と、04年度に比べ倍以上に。教師への
暴力は15件で、過去5年で最も少なかった02年の5倍になった。それでも、女性教諭は
話す。「いちいち報告していたら大変。都内で15件なんてあり得ない。増えている実感はある」
「子供が学校でも勉強に追われるようになり、息を抜く場所がない」。生活指導に詳しい
男性のベテラン教諭は、「荒れ」の背景をこう見る。
asahi.com:増える小学生の校内暴力 - マイタウン東京
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