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コメ支援強行 被害者無視
(2002.12.11掲載)
目の前に首相の森喜朗がいた。
心に秘めていた作戦を決行した。
すっと身をかがめ両手を床についた。
頭を下げ、思いを一気に吐き出した。
「コメ支援が決行されれば拉致被害者は置き去りにされる。
家族の命と引き換えに交渉を進めるのはやめてください」
二○○○年九月、増元照明は家族会のメンバーと官邸へ要請に出向いた。
報道陣の頭取り撮影の瞬間を狙った捨て身の土下座。
緊張からか、首相の顔を見ることはできなかった。
「ニュースを見たら一瞬、やられたって顔をしてた」
森は約束した。
拉致問題を棚上げに正常化交渉はしないと。
しかし、自民党外交部会は十月四日、五十万トンの追加支援を了承。
税金千二百億円の投入が決まった。
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