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「特集」水面下で進む「楽天」三木谷社長の「Xデー」
★前略（文中とのつながりで、必要なところを抜き出します。）
（今年４月に楽天に警視庁OBが９人も天下り。通常の警視庁斡旋ではなく、三木谷氏が一橋大
同窓の警視庁元幹部に相談したらしい。）
◇利益供与の疑い
三木谷社長の逮捕─。
ホリエモン、村上、そして最後は三木谷氏、という観測は、すでに村上摘発と同時に一斉に流れていた。
「構図は単純で、村上のケースと逆。楽天がTBS株を買い始めたのは昨年８月。翌月末には村上ファンドも
7.45％を取得したが、その課程で5％以上の大量取得情報を三木谷氏が村上から“聞いてしまった”
のではないか、というインサイダー疑惑」（司法記者）
そして実際、東京地検特捜部は、三木谷氏にも捜査の矛先を向けていた。
「７月半ば頃、楽天の幹部から“国重が検察から事情を聞かれたようだが、どうすればいいんでしょう”
という相談を受けました」（三木谷氏と親しい会社社長）
国重とは、楽天副社長にして楽天証券社長も務め、三木谷氏に次ぐナンバー２の実力者、国重惇史氏(60)
のことだ。
そしてさらに、
「三木谷氏本人からも７月中旬の３日間、事情を聞いた。雑談で、話題の映画『日本沈没』の話になり、
彼は“沈没してもまた作り直せばいいんですよ”と言っていた」と検察関係者が明かせば、
ある警視庁幹部もこう言う。
「実は警視庁でも、目下、楽天の内偵捜査中です。総会屋や暴力団などが絡む事件を担当する
組織犯罪対策３課、通称“組対３課”で、ある総会屋への利益供与の疑いを調べているんです」
>>2以降に続きます｡
ソース：週刊新潮 ９月７日号 140～141ページ （エマニエル坊やがテキスト化）