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「夜回り先生」として知られる元横浜市立高校教諭の水谷修さん(50)が、
27日に宮崎市のホテルで開かれた「第54回日本PTA全国研究大会みやざき大会」で、
会場設営への不満から「私はうそつきは嫌いだ」などと大会事務局を批判後、
予定していた講演を突然キャンセル。約8400人が集まった会場が騒然となった。
同大会実行委によると、水谷さんは同日午前11時から「さらば、哀(かな)しみの青春」
と題して約1時間半の講演を予定。3300人収容のメーン会場のほか近隣に2会場を用意、
各会場をモニターで結んで中継する予定だった。だが、26日深夜になって水谷さんから
「会場を分けるとは聞いていない。契約違反だ」「聴衆に直接話し掛けないと私の話は
伝わらない」などと、電話で講演中止を伝えてきたという。
実行委は講演直前まで説得。水谷さんはいったん登壇したが、
「私はモニターを通しては(講演が)できない」などと発言。
「今日は申し訳ありません」と謝ってステージを下り、タクシーで会場を後にしたという。
月野健一郎実行委員長(宮崎県PTA連合会副会長)は「会場を複数用意するというのは
事前に何度もファクスなどで通知し、了承をもらっていたと思っていた。
一方的にうそつき呼ばわりされ心外だ」と話す。
宮崎市内のPTA役員の男性(50)は「直接の話し掛けにこだわるなら、なぜテレビに出るのか。
遠方から休みをとって来た人もいるのに」。
広島県からバスで来た女性も「これだけ大勢の人がいるのに…。教育者としてあんまりです」と話していた。
西日本新聞は、出版社を通して水谷さんへの取材を申し込んでいるが、連絡が取れない状態。
水谷さんは2004年に横浜市を退職。
現在は少年非行問題に詳しい教育評論家として全国で講演活動などを行っている。
=2006/08/28付 西日本新聞朝刊=
2006年08月28日05時02分
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