06/08/26 07:27:33 GobTefnAO
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元は万葉集の詞なんだよね
4094 葦原の 瑞穂の国を 天下り 知らしめしける すめろきの
神の命の 御代重ね 天の日継と 知らし来る君の御代御代 敷きませる
四方の国には 山川を 広み厚みと 奉る 御調宝は 数へえず
尽くしもかねつ しかれども 我が大君の 諸人を誘ひたまひ
よきことを 始めたまひて 金かも たしけくあらむと 思ほして
下悩ますに 鶏が鳴く 東の国の 陸奥の 小田なる山に
黄金ありと申したまへれ 御心を 明らめたまひ 天地の
神相うづなひ すめろきの 御霊助けて 遠き代に かかりしことを
我が御代に 顕はしてあれば食す国は 栄えむものと
神ながら 思ほしめして もののふの 八十伴の緒を まつろへの
向けのまにまに 老人も 女童も しが願ふ 心足らひに撫でたまひ
治めたまへば ここをしも あやに貴み 嬉しけく いよよ思ひて
大伴の 遠つ神祖の その名をば 大久米主と 負ひ持ちて 仕へし官
海行かば 水漬く屍
山行かば 草生す屍
大君の 辺にこそ死なめ かへり見は せじと言立て
大夫の 清きその名を いにしへよ 今のをつづに流さへる
祖の子どもぞ 大伴と 佐伯の氏は 人の祖の 立つる言立て
人の子は 祖の名絶たず 大君に まつろふものと 言ひ継げる
言の官ぞ 梓弓手に取り持ちて 剣大刀 腰に取り佩き
朝守り 夕の守りに 大君の 御門の守り 我れをおきて
人はあらじと いや立て 思ひし増さる 大君の御言のさきの
[一云 を] 聞けば貴み [一云 貴くしあれば]