06/08/20 02:22:09 vzl9NGvh0
「ソ連が悪党だったのは 日ソ中立条約を破って 突然 満州に侵攻してきた のだからもう自明だろう」
これって、よく言われている話なのだが、実はソ連は突然条約を破棄したのではない。
1945年4月5日にソ連から日本政府に日ソ中立条約の不延長が通告されている。
また、独ソ戦開始に際して行われた1941年7月の関東軍特種演習は
隙あらばソ連に侵攻する目的で発動されたものであり、これは日ソ中立条約に対する背信行為である。
実際、日本に対する軍備をドイツ側に振り向けることが出来なかったソビエトは苦境に陥ったのである。
背信行為をしておいて、ソ連に対して一方的に同条約の遵守を迫るのは虫のいい話であろう。