06/08/14 18:06:45 0
東京都の広い範囲と神奈川、千葉県の一部で１４日朝、大規模な停電が起きた。
約３時間後に全面復旧したが、３都県の約１３９万世帯で一時送電がストップし、
東京電力管内では過去２番目の大規模停電となった。
ＪＲや私鉄、地下鉄が運転を一時見合わせたほか、エレベーター内に人が閉じ込
められる事故が相次ぎ、多数の信号がつかなくなるなど、お盆休みの首都圏は混乱した。
東電は、東京都と千葉県の都県境を流れる旧江戸川にかかる送電線にクレーン船が
接触、電線が損傷を受けたのが原因とみて調べている。
東電によると、停電が起きたのは１４日午前７時３８分ごろ。千葉県浦安市付近の
旧江戸川にかかる送電線にクレーン船が接触し、２系統の電線を損傷した。送電線は
最も低いところで高さ約１６メートルだった。
この影響で、都内では、千代田、中央、港、世田谷、江東、江戸川区など１４区と
町田市で一斉に停電したほか、横浜市では、青葉区、都筑区など３区で、川崎市は、
麻生区、宮前区など４区で、千葉県は、市川市、浦安市で送電がストップした。
全面復旧したのは午前１０時４４分だった。
総務省消防庁によると、１４日午前１１時３０分までに東京２３区内で発生した
エレベーターの閉じ込め事故は５８件。３人が消防隊に救出された。また市川、
浦安両市でも閉じ込めが計１１件起きた。
鉄道も停電の直撃を受けた。東京メトロによると、銀座、日比谷、東西、半蔵門線
で最大約１時間１０分、運転を見合わせ、約１０万３０００人に影響した。ＪＲでは
京葉線の上下線１０本が運休、２０本が最大４２分遅れ、約１万９０００人に影響が出た。
都営地下鉄も新宿、浅草、三田線が一時運転を取りやめ、小田急や東急など私鉄各線
で遅れが出た。横浜市営地下鉄は午前７時４０分ごろから約１０分間、全線で運転を
見合わせた。
東京の臨海部を走る新交通システム「ゆりかもめ」は午前１０時３０分まで約３時間に
わたって全線でストップ。レインボーブリッジ上で停止した車両から降りた乗客が歩いて
橋を渡った。（続く）
■ソース（読売新聞）
URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)
■前スレ
ｽﾚﾘﾝｸ(newsplus板)