06/08/12 09:45:36 0
「ちょいヤバスと思ったら罰金を科されるぐらいの犯罪だ」―。“ハッカー”
検事として知られる札幌高等検察庁の大橋充直検事は11日、大学生や
高校生が参加する情報セキュリティー技術を学ぶための合宿「セキュリティ
キャンプ2006」(経済産業省、日本情報処理開発協会主催)でハイテク犯罪
について講演した。過去のハイテク犯罪の例を取り上げながら、合宿で身に
付けたセキュリティー技術を悪用しないよう話した。
大橋氏は小学生の時からマイコンを使って遊んでいたほどコンピューター
好き。検事になる際の面接でも「なぜ技術者じゃなくて、検事になるのか」と
面接官から言われたという。検事の傍らハイテク犯罪に関する講演活動を
している。
(中略)
技術を持つことで、優越感から脆弱性のあるコンピューターシステムに
不正アクセスするハッキングなどの行為に興味がわく場合があるが、
「一度犯罪者として逮捕されると前科が残り技術職にも就けなくなる」と
興味本位から犯罪に手を出すことについての危険性について注意を
呼びかけた。米国では優秀な技術者がマフィアに狙われて、犯罪行為
に加担させられた例もあるという。
子供たちに関心をもってもらおうとネットの掲示板サイトで使われている
スラングを多用。「『ちょいヤバス』と思ったら罰金ぐらい」「『マジヤバス』
と思ったら絶対に法律にひっかかってる」「法律が禁止してないから
何やってもいいというのは『DQN(ドキュン)』」などと話した。
具体的なハイテク犯罪の例としては、1982年に札幌の電電公社従業員
が銀行が使う回線を盗聴してキャッシュカードを偽造した事件や、2004年
に京都大学の研究員がコンピュータソフトウェア著作権協会のサイトの
脆弱性をついて個人情報を流出させた事件などを取り上げた。
ソース(NIKKEI IT) URLリンク(it.nikkei.co.jp)
写真(講演する大橋氏)
URLリンク(it.nikkei.co.jp)