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・ボクシングの亀田興毅選手の「疑惑の判定」を巡るバトルがヒートアップする中、ネット上では
「世論」誘導のため、「工作員」が暗躍している、という見方が公然と語られている。誰かに頼まれて
組織的に「亀田擁護」の書き込みをしている人がいる、というのだ。
「工作員説」が急浮上したのは、テレビ朝日の「スーパーモーニング」で、亀田選手の父・史郎さんと
漫画家のやくみつるさんが激しいやりとりをしてからだ。特に、「ネットの書き込みを人の目で監視
するサービス」を提供している都内のベンチャー企業A社のアルバイトが「工作員」だ、という
指摘が多い。
実際の「工作活動」は、どのように行われているのだろうか。ネット上では、以下の発言が
「工作員」によるものだとされている。
「やくみつるってこんなに低俗で卑怯なやつだったんだ。亀田父なんてTV出演に関しては
ド素人だろ?何、番組総がかりでド素人糾弾してんだよ。こんな気分の悪いTV番組初めて見たよ。
嫌いだった亀田父をちょっと尊敬したよ。俺だったらその場でやくみつるの頭蓋骨割ってると思う」
ちなみにこの発言をした同一人物は、15分後にこんな発言をしている。
「まあ、私もこういう書き込みするのが業務なので。給料は手取りで16万です」
うかつにも、工作員が自分の身元を明かしてしまっているのだ。この発言をきっかけに、工作活動の
スキルの低さを揶揄する書き込みが増えた。
ほかにも、「工作活動」だと疑われているのが、同一人物による以下3つの発言だ。 TBSの
放送免許剥奪を求めるネット上での署名活動を、発言ごとに角度を変えて批判している。
「お前らが騒いだってTBSのような大企業は揺るがないよ。マスコミ舐めんな」
「ネット署名とかは止めたほうがいいよ。俺達の個人情報が危険に晒される。この御時勢、
何に使われるか分かったもんじゃない」
「あーあ、署名した先で危険な団体が個人情報を利用してるかもしれないのに・・・ 色んなヤバイ話も
あるしね。俺はネット署名などしない。そもそもネット署名など同じ人間が偽名で何度も出来るので
全く効力がない」
もっとも、現状では、「亀田劣勢」の状況を覆すのに成功しているとはいえなさそうだ。(>>2-10につづく)