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■江沢民前中国主席:歴史問題を対日外交カードにと指示 毎日新聞 2006年8月10日
中国の江沢民前国家主席が98年8月、各国に駐在する大使らを集めた会議で
「日本に対しては歴史問題を常に強調すべきだ。永遠に言い続けなければならない」と述べ、
歴史問題を対日外交カードにするよう指示していたことが10日発売の「江沢民文選」(全3巻)
で明らかになった。
江氏の後継指導者である胡錦濤国家主席も「歴史問題では譲歩しない」と指導部内で確認し、
江氏の方針を基本的に踏襲している。日本の首相らが靖国神社参拝を続ければ日中関係の好転は
今後も見込めそうにないようだ。
文選によると、江氏は日本を「世界の大国で、重要な隣国」と指摘する一方、
「日本の軍国主義者は極めて残忍で、(対中)侵略で中国人の死傷者は3500万人に達した」
と非難した。さらに「戦後も日本では軍国主義が完全に清算されていない。今も軍国主義思想で
頭がいっぱいの者がいる。我々はずっと警戒すべきだ」と述べ、日本が台湾を50年間、
植民地支配した歴史を挙げて「日本には台湾問題も言い続けなければならない」と指示した。
江氏は3カ月後の98年11月に日本を訪問した。文選に収録された別の資料によると、
小渕恵三首相(当時)との首脳会談で江氏が「日本政府は後の世代に正しい歴史認識を
植えつける努力がまだ足らない」と言及していたことも明らかになった。
文選は江氏の在任中の演説や指示、書簡など203編を収めた。初めて公開される内容も多い。
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