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>>403-404
長谷川橿原市議に執行猶予有罪判決 消防士不正採用事件
2006年07月10日
奈良県中和広域消防組合の消防士不正採用事件で、あっせん収賄などの罪に問われた前同組合議会議長で
橿原市議の長谷川雅章被告（４８）に対する判決公判が１０日、奈良地裁であった。松井修裁判官は「市議
や組合議長の立場を悪用した卑劣な犯行」として、懲役２年６カ月執行猶予５年、追徴金３００万円（求刑
懲役２年６カ月、追徴金３００万円）を言い渡した。
判決によると、長谷川被告は広域消防組合の議会議長だった０４年９～１０月、当時の消防長に対し、試験
成績にかかわらず受験生３人を不正に採用するよう働きかけ、その見返りとして１人の受験生の親から３００
万円を受け取った。
この事件では、不正採用をそそのかしたなどとして、地元市議５人が起訴され、長谷川被告を含む全員が
執行猶予付きの有罪判決を受けた。
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