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■特攻服着て街中で大声 夏場も出没 ― 車両を使わず「根絶条例」の適用外
バイクに乗らない暴走族がいるという。その名も「徒歩暴走族」。大声を出しながら、
街中を歩いたり円陣を組んだりする。そのメンバーの少女2人が、知り合いの女子高校生を
集団リンチ―「殴るけるの暴走」で逮捕された。
札幌西署は今月、札幌市内の無職の少女(16)と女子高校生(15)を傷害の疑いで逮捕した。
2人は6月24日午後8時半ごろ、石狩支庁管内の女子中学生(13)と一緒に、同市内の
友人宅で、顔見知りの同市西区の女子高校生(17)の顔を殴るけるなどして、12日間の
ケガをさせたという。
2人は、派手な刺繍(ししゅう)が入った特攻服を着て、大声を出しながら街を闊歩(かっぽ)
する「徒歩暴走族」のメンバー。10代の少女が集まるグループにいる。
徒歩暴走族とはそもそも、積雪のためバイクや車に乗ることができない冬場でも、暴走族が
勢力を誇示するためにやり出した手法。ただ、そのうち、バイクや車に乗らず、もっぱら歩くだけの
グループも出始めた。札幌市内には数団体。狸小路や大通り周辺に現れる。運転免許証を
取ることができない年齢の少年少女たちも参加してくるそうだ。
道は03年、暴走族の根絶に関する条例を制定した。ただ徒歩暴走族は車両による暴走は
しないので、この条例では摘発できないという。
(報道部・山田理恵)
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