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「中国は日本の核武装化を心配していないのか」「心配している」。
北朝鮮のミサイル発射問題が議論された20日の上院外交委員会では、
日本の独自核武装の可能性をめぐる質問が、議員から続出。先週訪中
した6カ国協議米首席代表のヒル国務次官補は、中国当局が日本の
核武装に強い懸念を抱いていることを明らかにした。
技術的、財政的に核開発が可能とされる同盟国日本の軍事大国化
への疑念が、議会内にあることを象徴するやりとり。日本の閣僚が
敵基地攻撃に関する議論の必要性を指摘する中、小泉純一郎首相の
靖国神社参拝で不信感を強める中国がより疑心暗鬼になっている実態
も浮き彫りになった。
共和党のボイノビッチ議員は「(発射が)先制攻撃や憲法改正、核開発
の可能性を議論している日本の政策決定に影響を及ぼすのか」と質問。
次官補は「(中国側との)非公式なやりとりでは日本への非難が相次いだ。
日本への強い懸念表明もあった」と答えた。
また同党のアレグザンダー議員が「中国は日本の核武装化を心配して
いるのか」と聞いたのに対し、次官補は「中国の(日本への)懸念がより
先鋭化している」と言明。中国が北朝鮮の核開発よりも、日本の核武装化
の可能性を深刻視しているとの認識を示唆した。
ソース(U.S.Frontline・共同通信)
URLリンク(www.usfl.com)