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主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)を終え、帰国する
小泉純一郎首相を乗せた日本の政府専用機が、離陸直前に中国政府
専用機の“割り込み”にあい、出発が遅れていたことが関係筋の証言で
わかった。日中首脳は同じサミット会場にいながら言葉も交わしておらず、
「冷たい関係」が改めて浮き彫りになった。
同筋によると、小泉首相の専用機は、サミットが終わった今月17日
午後10時、予定通りサンクトペテルブルク近郊のプルコボ空港の駐機場
から牽引(けんいん)車にひかれて動き出した。
しかし、中国の胡錦涛国家主席を乗せた同国政府専用機が突然、空港
の反対側から姿をみせ、牽引を終え自走態勢に入ろうとしていた首相機
の前を通過し、先に滑走路に入り、離陸していった。この間約10分間ほど、
首相機は足止めさせられた形となった。
同筋は「(ロシアの)管制塔がいったんゴーサインを出した首相機の
離陸を待たせ、中国機を先にやったのは偶然とは思えない。中国機が
日本側を牽制(けんせい)するため、首相機の出発に時間を合わせた
可能性もある」と指摘している。
空港当局はロシアを訪問した各国首脳専用機の出発時間を公表して
いないが、空港関係者によると、中国機の出発予定は首相機の後に
なっていたという。
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首相同行筋は「そんなことがあったとは知らなかったが、中国側に確認
するまでの話ではないだろう」と語った。
ソース(イザ!・産経新聞) URLリンク(www.iza.ne.jp)