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★「昭和天皇独白録」の出版に携わった作家の半藤一利さんの話
あり合わせのメモが張り付けられていて、昭和天皇の言葉をその場で何かに書き付けた
臨場感が感じられた。内容はかなり信頼できると思う。昭和天皇は人のことをあまり
言わないが、メモでは案外に自分の考えを話していた。A級戦犯合祀を昭和天皇が
疑問視していたことがはっきり示されている。小泉純一郎首相は、参拝するかどうかに
ついて、昭和天皇の判断を気にしないのではないか。あくまで首相の心の問題で、
最終的には首相が判断するだろう。
◇分祀論議などにも微妙な影響
昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感を示していたことを裏付ける資料が発見された
ことは、小泉純一郎首相の靖国神社参拝がクローズアップされる中、政界に根強い
A級戦犯分祀論議に一定の追い風となりそうだ。ただ、靖国神社側は分祀について、
これまで強く否定している。
天皇参拝が途絶えたことは、78年のA級戦犯合祀に配慮したとの指摘がもともと政界に
強かった。一方で、75年の最後の天皇参拝と合祀の間に約3年の空白があることから、
国会で野党が天皇参拝を追及したことが原因、との反論も根強かった。安倍晋三
官房長官は20日の記者会見で資料について「宮内庁からは『個人のメモに基づくもので、
詳細を承知していない』と報告を受けている。天皇陛下の参拝については、そのときどきの
社会情勢など諸般の事情を考慮しながら慎重に検討して宮内庁で対処してきた」と説明。
小泉首相の参拝への影響については「首相自身が判断するものだ」と語った。
A級戦犯については、自民党の古賀誠元幹事長、山崎拓前副総裁らが神社からの
分祀論を提起している。かねて中曽根康弘元首相は「天皇陛下もお参りできるためには
分祀が一番いい」と主張しており、今回の資料発見で天皇参拝の復活を求める観点からの
分祀論が勢いを得る可能性はある。
ただ、政界が分祀論議を提起することは政教分離原則に抵触するとの批判があるうえ、
靖国神社側は分祀を強く否定しており、状況は複雑だ。(抜粋)
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