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□たばこの毒、細胞内ではダイオキシン並み 山梨大研究 [07/14/2006]
たばこを吸うと、猛毒ダイオキシンが大量に体内に入った時と同じ反応が細胞内で起こる。
こんな報告を、山梨大医学工学総合研究部の北村正敬教授(分子情報伝達学)らが、米学術誌
「キャンサー・リサーチ」15日号に発表する。
ダイオキシンはヒトの体内に入ると、細胞にある受容体(カギ穴)にカギが入るように結びついて細胞を
活性化させ、毒性を発揮する。国は健康に影響しない1日の摂取量を、体重1キロ当たり4ピコグラム
(ピコは1兆分の1)と示している。
北村さんらは、たばこの煙とこのダイオキシンの受容体とのかかわりに着目。市販されているたばこ1本分の
煙を溶かした液体を使い、マウスの細胞の反応を調べた。国の基準の164~656倍のダイオキシンが受容体に
結びついた状態にあたる活性がみられ、タール量が多いと活性も高くなる傾向が出た。
さらに、受容体に結合すると血中に特殊な酵素が出るように遺伝子を操作したマウスに、たばこの煙を吸わせると、
24時間後に酵素の量が約5倍に増えた。 (後略)
URLリンク(www.asahi.com) (引用元配信記事)
asahi.com:
URLリンク(www.asahi.com) [07/14/2006] 配信
Cancer Research
URLリンク(cancerres.aacrjournals.org)
山梨大分子情報伝達学講座
URLリンク(www.yamanashi.ac.jp)
URLリンク(www.yamanashi.ac.jp)
同北村 正敬教授
URLリンク(www.yamanashi.ac.jp)