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★北朝鮮ミサイル:小沢民主代表が、経済制裁に慎重姿勢
【天津・衛藤達生】中国訪問中の民主党の小沢一郎代表は5日、天津市で記者団に対し、
北朝鮮のミサイル発射を受けた経済制裁発動について「そんな簡単にできるものではない」
と慎重な姿勢を示し、「圧力より対話」の姿勢を強調した。
小沢氏は「経済制裁は強制力、軍事力を使うところまで行ってしまう。国民は冷静に
考えないといけない」と指摘。政府の制裁方針について「本気で言っているのかと問いたい。
6カ国協議もあるのだから、話し合いのなかで解決させていくのが良いと、現時点では
思っている」と語った。(中略)
小沢氏は、経済制裁で「兵糧攻め」にすれば、追い込まれた北朝鮮が、
逆に日本に危険な状況を作り出す展開を懸念しているとみられる。
ただ、同党内にも制裁論は少なくない。同日の党対策本部の初会合では
「政府はもっと厳しい対応策をとるべきだ」との声が出た。他の野党も
「経済制裁を含む適切な措置を取ることはありうる」(志位和夫共産党委員長)
「一定の制裁もやむを得ない」(福島瑞穂社民党党首)など制裁容認論に傾いている。
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