06/06/12 22:32:14 Dj19hk2s0
俺は左翼の立場の人間だと思うが、民主党案の、脱北者の方々を「定住者」
としての在留資格を付与するという点に対して反対だ。ただ、脱北者の方々自体は
いろいろな観点からなんらかの保護をした方が、人道主義の観点とかだけではなく、
日本の国益論としても、少なくともマイナスにならない、うまくすれば
日本の国益にもプラスに働く可能性があるものではないかと個人的には思うのだが。
よって、まず、民主党案の「定住者の在留資格を付与して保護する」というのではなく、
あくまで「脱北者の方が帰国して迫害や人権侵害をされないような
政治状態になったと日本政府が判断するまで」保護すればいいのではと思う。
また、そうするにしても、そもそも、日本だけで脱北者支援をするのなら、
どれぐらいの人数が脱北するか分からないし、無茶というか無謀だと思うので
日本だけで行うなら反対だ。あくまで中国、韓国やアメリカなどまで含めて、
分担して一時的に受け入れるのなら、いいのではないかと思うが、
そのような合意がなされるよう外交交渉するまでは、脱北者の方の保護は
他の国と分担して行うという合意の成立がしたなら、国内法として立法しても
問題ないと思うし、この脱北者の方の定住者としての在留資格の付与の問題は
先述のような形で国際的な分担の合意がなされたら、と切り離して、
他の経済制裁や脱北者支援団体への情報提供や財政支援、日本人の拉致された
可能性がある特別失踪者を捜索する捜索機関の設置など、それらの重要な事柄を、
脱北者保護は切り離して、別の法案として、まず早く先に成立させればいいのではと思う。
北朝鮮人権法案の問題点と個人的対案
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