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「中国、脱北者備え大規模兵力を配置」
中国は向こう1カ月内に、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との国境地域5カ所の
新築兵営に大規模な兵力を投入、今冬に発生し得る脱北者(北朝鮮を脱出した住民)
の流入に備える方針だと、米誌「ニューズ・ウィーク」最新号(9月8日付)が報じた。
同誌は「2001年から強化された中国の脱北者の取締りが、今年に入り更に強化された。
今回投入される大規模な兵力は従来の小規模国境守備隊に代わるもの」と伝えた。
中国が北朝鮮との国境地域に大規模な兵力を投入するのは、今冬の豆満江(トゥマン
ガン)結氷とともに増加が予想される脱北者の流入に備える一方、北朝鮮住民の関わっ
た暴力及び犯罪事件に対処するためと、ニューズ・ウィークは付け足した。
また、ここ数十年間、北朝鮮の核開発に対する西側諸国の警告を無視しながらも、
北朝鮮の肩を持った中国が、最近北朝鮮に対する忍耐心を徐々に失いつつあり、
もはや北朝鮮を伝統的な友邦というより、やっかい者として認識している、と報じた。
最近になって、中国に渡った脱北者の犯罪行為が強盗や窃盗にとどまらず、殺人事件
が頻繁に発生する位にまで悪化し、深刻な社会問題になっている点も、中国が大規模な
兵力を国境地域に投入するようになった背景だと、ニューズ・ウィークは説明した。
北朝鮮との国境地域で暮らすある女性は「一時は脱北者をふびんに思い、食べるもの
や着るもの、カネまで与えたが、今では暴力が多発し、われわれは犠牲者になった。
今となっては、われわれは脱北者を憎んでいる」と話した。
URLリンク(japanese.chosun.com)