06/06/01 12:18:15 0
・都立高校の卒業式で2年前、元教諭が「この卒業式は異常だ」などと騒いで式典を
妨害した事件で、東京地裁は元教諭に罰金刑の有罪判決を言い渡した。
判決によれば、元教諭は校長や教頭の制止に従わず、「触るんじゃない。おれは
一般市民だ」「何で(元)教員を追い出すんだ」などと怒号を発し、卒業式を遅らせた
ことが威力業務妨害にあたると認定された。教職経験者とは思えない言動だ。
この事件は、高校からの被害届を受けた警察が捜査し、東京地検が起訴した。
教育現場で起きたことであり、刑事罰を科すほどの悪質な行為ではないとする一部
新聞の論調がある。
しかし、元教諭が行ったことは、常軌を逸脱している。学校だからといって、許される
行為ではない。安易に警察沙汰(ざた)にすべきでないということは、児童生徒の
問題行動などに対しては言えても、大人である元教諭にはあてはまらない。
一部知識人は、今回の判決が教育現場を萎縮(いしゅく)させることになりはしないかと
心配している。元教諭は国旗・国歌の実施を求めた都教委の通達を批判した週刊誌の
コピーも配り、卒業生の9割が国歌斉唱時に着席してしまった。元教諭の妨害行為に
よって萎縮させられたのはどちらの方か、よく考えてもらいたい。
この年の都内の卒業式では、国歌斉唱時に起立しないなど不適切な行動をとった
200人近い教職員が都教委の処分を受けた。一部マスコミはこの処分を「日の丸・
君が代の強制」「内心の自由の侵害」などととらえ、都教委を批判した。同じように、
大人と子供への対応を混同した批判だった。
学校は、子供たちが社会へ巣立つために必要な知識やマナーを身につけさせる公教育
の場だ。卒業式や入学式では、国旗を掲揚し、国歌を斉唱することが求められている。
ふだんの授業で、意義や由来を含めてきちんと指導していれば、強制しなくても、君が代を
歌うことができる。それが教育というものである。(一部略)
URLリンク(www.sankei.co.jp)
※関連スレ
・【社説】 「君が代判決、教育に刑罰は似合わぬ。学校問題をすぐ捜査機関に委ねるのは安易」…朝日新聞
スレリンク(newsplus板)