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女児産み落とし殺人:起訴事実を否認--熊本地裁 /熊本
熊本地裁(松下潔裁判長)で29日、殺人罪に問われた福岡県大牟田市笹原町、
無職、松尾未来被告(21)の初公判があり、松尾被告は「殺意はなかった」と起訴事実を否認した。
起訴状によると、松尾被告は05年12月10日ごろ、
荒尾市内の交際中の男性の家にあるくみ取り式トイレで、女児をそのまま便漕内に産み落として窒息死させた。
検察側は冒頭陳述で「通っていた看護系の専門学校では、規定で結婚や出産が禁止されていた」と述べ、
「陣痛が始まり、妊娠を知られずに済ませるには、便そう内に産み落として殺害するしかないと考えた」と動機を指摘した。
これに対し、弁護側は「松尾被告は出産が今年2~3月ごろと考えていたため、
便座に座った際に子供が生まれてくるとは思っていなかった。
破水して出産が近いと思ったが、どうしていいか分からなくなった」と主張した。
この裁判は同地裁で初めて公判前整理手続きが採用され、6月8日の第2回公判で結審する予定。【高橋克哉】
毎日新聞 2006年5月30日
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