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【社会】 「東京へ行くというだけで、友達に嫉妬される」 "マンガ修行"で、ウィーンの20歳女性来日★2 - 暇つぶし2ch1:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
06/05/16 01:14:32 0
・「漫画家になりたい」と夢見るウィーンっ子が来日した。オーストリア工芸美術館の
 漫画展で、同時開催された漫画コンテストの優勝者タラ・スターネグさん(20)だ。副賞の
 「東京行き」のチケットをフル活用し、あこがれの漫画家や出版社を訪れた。

 「優勝した時は『夢じゃないかしら』と思った。東京に来られて幸せ」
 漫画の聖地・東京を初めて訪れたタラさん。「『東京へ行く』というだけで嫉妬されるので、
 ウィーンの友だちにはあまり話さなかった」とか。

 最も影響を受けた漫画家は、浦沢直樹氏。同氏の代表作の一つ『モンスター』について、
 「初めてこういうふうに描きたいと思った作品だった。
 まず向かったのは、審査委員長を務めた漫画家一色登希彦さんのスタジオだ。
 タラさんは、十二時間は机に向かうという一色さんの右手のテーピングに興味津々。
 一色さんは、けんしょう炎防止のためと説明しながら「肩こりと腰痛は、日本の漫画家の
 持病です」と苦笑した。

 小学館では、タラさんは緊張ぎみ。浦沢氏の作品を手がけるあこがれの出版社だからだ。
 編集者の白石幹人さんに作品を見てもらいながら「もっと勉強しなければいけないのは
 どんな点ですか」と、おずおずと尋ねる。白石さんは「登場人物が何をしようとしているか
 きちんと分かる絵になっている。言葉は関係なくいい出来」と評価した。

 長時間に及ぶアドバイスを受けたタラさんが、最後に「これを…」と取り出したのは、訪問
 ぎりぎりまで描いていた浦沢作品の登場人物などのイラストだ。「浦沢さんに渡して」と、
 恥ずかしそうに白石さんに託した。現実の厳しさを教わった“漫画家の卵”が、幸せな漫画
 ファンの顔に戻った一瞬だった。

 七月には、ドイツの出版社が実験的に出すコミック誌で“デビュー”が決まっているタラさん。
 「日本の漫画はもっと世界中に受け入れられるものだと思う。まずは欧州で、自分の(日本
 スタイルの)漫画を受け入れてもらいたい」と話す。(抜粋)
 URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

※画像:URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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