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256 名前:文責・名無しさん :03/11/29 10:05 ID:7CwNAkvi
本日付 宮城版「声」トップ
『被害者なのに指紋求められ』
文入 勉 松戸市 40歳 フリーライター
我が家が窃盗未遂事件先月遭った。ガラス戸に鋭利な物で三角形の穴があけられ、
鍵が外されていた。犯人は私の気配に気づいて退散したらしい。
警察が捜査し、ていねいな対応の末に「近日中に家族全員の指紋採取に協力して
いただきます」と伝えた。腑に落ちなかったので断りの電話をすると、警察は「強制で
はないので」と了解してくれた。
私の疑問はまず、被害者なのに指紋を採られることへの不条理感がある。その時に
感じるであろう屈辱感や恐怖感は想像してあまりある。人権侵害の恐れさえあろう。
個人情報保護の観点からも疑問だ。採取された指紋はいずれ廃棄されるにしても、
警察から漏出しない保証はない。自己確認用に指紋が脚光を浴びている現在、一考
を要する問題ではなかろうか。
捜査への効果の点からも考えてしまう。特殊な器具を使用したと思われるプロの泥棒
が指紋を残すようなへまをやるだろうか。我が家の場合は未遂だったので、盗品もない。
インターネットで調べると、疑問に感じながらも指紋の採取に応じたという体験談が
載っている。
窃盗や窃盗未遂事件の被害者に指紋の提供がことごとく求められるなら、警察への
通報をためらう人も出てくるのではないか。
適度な捜査協力というものがあってよい。