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【社会】 「東京へ行くというだけで、友達に嫉妬される」 "マンガ修行"で、ウィーンの20歳女性来日 - 暇つぶし2ch1:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
06/05/15 10:29:22 0
・「漫画家になりたい」と夢見るウィーンっ子が来日した。オーストリア工芸美術館の
 漫画展で、同時開催された漫画コンテストの優勝者タラ・スターネグさん(20)だ。副賞の
 「東京行き」のチケットをフル活用し、あこがれの漫画家や出版社を訪れた。

 「優勝した時は『夢じゃないかしら』と思った。東京に来られて幸せ」
 漫画の聖地・東京を初めて訪れたタラさん。「『東京へ行く』というだけで嫉妬されるので、
 ウィーンの友だちにはあまり話さなかった」とか。

 最も影響を受けた漫画家は、浦沢直樹氏。同氏の代表作の一つ『モンスター』について、
 「初めてこういうふうに描きたいと思った作品だった。

 まず向かったのは、コンテストで審査委員長を務めた漫画家一色登希彦さんのスタジオだ。
 「一日にどのくらい働くんですか?」と問うタラさんは、十二時間は机に向かうという一色さんの
 右手のテーピングに興味津々。一色さんは、けんしょう炎防止のためと説明しながら
 「肩こりと腰痛は、日本の漫画家の持病です」と苦笑した。

 続いて訪れた小学館では、タラさんは緊張ぎみ。浦沢氏の作品を手がけるあこがれの
 出版社だからだ。編集者の白石幹人さんに作品を見てもらいながら「もっと勉強しなければ
 いけないのはどんな点ですか」と、おずおずと尋ねる。白石さんは「登場人物が何をしようと
 しているかきちんと分かる絵になっている。言葉は関係なくいい出来」と評価した。

 長時間に及ぶアドバイスを受けたタラさんが、最後に「これを…」と取り出したのは、訪問
 ぎりぎりまで描いていた浦沢作品の登場人物などのイラストだ。「浦沢さんに渡して」と、
 恥ずかしそうに白石さんに託した。現実の厳しさを教わった“漫画家の卵”が、幸せな漫画
 ファンの顔に戻った一瞬だった。

 七月には、ドイツの出版社が実験的に出すコミック誌で“デビュー”が決まっているタラさん。
 「日本の漫画はもっと世界中に受け入れられるものだと思う。まずは欧州で、自分の(日本
 スタイルの)漫画を受け入れてもらいたい」と話す。(抜粋)
 URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

※画像:URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)


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