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インターネットによる風評被害や情報流出が増える中、企業が掲示板などの書き込みを
把握できる監視サービスの導入を進めている。ネット上の憶測や中傷、ウイルス感染に
よる機密情報の流出は「株価や製品の売れ行きに影響しかねない」(大手家電役員)ためだ。
ヘラクレス上場の監視サービス最大手ガーラの「イーマイニング」は、多数の掲示板や
ブログ(日記風ウェブサイト)を検索。登録した社名や商品名などが書き込まれた場合、
契約企業にメールで通知する。導入先は大手家電や銀行など約二百社に上る。
一方、ベンチャー企業のピットクルー(東京都中央区)は「人の目による監視サービス」
が売り物だ。
二百五十人が二十四時間態勢でネットを巡回し、依頼企業の風評や流出情報を監視。
「システムでは判断できない隠語も見つけ出せる」(松本公三社長)という。
掲示板の中傷が過熱した場合には、書き込みで誘導し、悪意を緩和させる措置も取る。
きめ細かなサービスが受け、契約企業は七十社を超えた。
監視サービスを利用することで、企業は情報漏れやうわさを早期に発見し、風評被害を
最小限に抑えることができる。ただ、松本社長は「情報の大半は社内から漏れる」と指摘。
情報流出を防ぐには企業の意識改革も不可欠と強調する。
ソース:URLリンク(www.business-i.jp)